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大学病院の薬剤師の退職金

勤める場所によって大きな差が出るのが退職金です。長く働いても民間企業では退職金が払われない、というところもあると思えば、公務員だと数千万円を手当でもらえる、という状況が見られると無関心ではいられません。では、大学病院での薬剤師の退職金事情はどうなっているのでしょうか。

国立大学の職員が公務員だった頃は、公務員の退職手当が支給されていたため、3000万円近い額のお金が払われていた、ということもあったようです。しかし、今はそれぞれが法人化されているため、個々でこの制度に関する指針を作っているため、場所により大きく異なります。全体的に見ると、当然一般の公務員のような高い水準の金額ではなく、減額されている傾向が見られます。しかし、民間の病院等に比べるとかなり高い、というのがうれしいところです。

たいていの大学病院では、勤続3年以上で退職金が払われる、と定めています。基本となる金額はそれほど多くないものの、様々な手当が付くことが多く、比較的高額になります。具体的なケースとしては、新卒で勤務を始め、3年働いた後に退職した場合、25万から50万円ほど、というのが一般的に見られる相場です。しかし、多くの大学では退職理由によって、支給割合を細かく定めていて、個人的な理由の場合はどうしても低くなる傾向がありますので、その点も注意して計算しておく必要があります。

どの大学病院でも、当然のこととして勤続年数の長短に応じて、基本額の増減を定めているので、どれだけの勤続年数かを考慮するのは大事です。多くの場合、年数の分類は、1年〜10年、10年〜15年というように、最初の10年の間は細かく分けられていません。そのため、勤続年数が10年に近づいてきたら、もう数年頑張って次の分類に入り、基本割合を増やした方が断然お得です。トータルで見ると、2割から3割ほどの違いがたった一年で出てきますので、上手にこうした制度も活用したいものです。

民間の小規模な病院やクリニック、調剤薬局などでは退職金制度がないところもあり、大学病院の薬剤師は安心して、退職もしくは転職ができる立場にあると言えるでしょう。また、大学というしっかりとした母体の病院ですので、時期によって大きな変動があることもなく、安定して一定の額がもらえます。また、公共性の高い期間ということもあり、インターネットなどでも金額の算出指針が公表されていますので、安心感が違います。就職活動の際には、それぞれの大学の指針を調べて、気になる情報をチェックすることもできます。