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大学病院の薬剤師の初任給

大学病院における薬剤師の初任給は、それぞれの場所で異なります。というのも、私立か公立か、という点でも違いが生じますし、公立と言っても国立かその他の公立病院かで異なるからです。

大学病院のシステムは若干複雑で、国立だったらそこで働くスタッフは公務員になるのか、というとそうではないのです。国立の場合は、現在それぞれが法人化していて、公務員という立場ではなくなっているため、公務員給料の基準が適用されていません。そのため、各大学が給料を定めることになっています。しかし、いわば準公務員という形で、年金などいくつかの福利厚生のシステムが公務員向けの制度に当てはまるという面もあります。また、その他の公立病院は地方公務員として、公務員の給料制度が適用されることになります。

このように、それぞれの大学病院で違いがあるものの、概して6年制の教育課程を修了した人であれば、初任給は20万円ほど、というのが一般的な金額となっています。私立の病院であれば、変動はあるもののそれより若干高く、25万円くらいというのが多く見られます。

このように、初年度は年収換算で350万から400万円くらいと、初任給は低めに設定されているのが現状ですが、とりわけ公立の大学病院では、年数を重ねるにつれて給料がアップしていくのがポイントです。全体的な平均年収を見てみると、公務員薬剤師の年収はボーナスが増える割合が大きいというのもあり、600万円を超えています。そのため、年収の少ない20代の分を考えると、30代以降からは平均的な一般病院での薬剤師給料より高くなる、という計算になります。ですから、民間の病院薬剤師は最初からある程度高い給料をもらえるが、途中からはあまり昇給しない。逆に、大学病院では始めは低いスタートで、年数とともに上昇し、後には民間を超える給料となるケースも多くなります。どちらがお得かは、それぞれの見方で異なるでしょうが、初任給が若干低めだから、給料が全体的に低い、というわけではないことが分かります。

また、大学病院での薬剤師の仕事は給料の多少とは別の魅力が多く、そのことが大きな人気の理由となっています。医療の最前線で働けることや、高度な医療に触れることで自分の知識やスキルを向上させられること、他の職場に比べ圧倒的に多くなる人脈や、様々な分野のプロフェッショナルとの交流など、そこから得られるものは非常に多くあります。また、この高度な環境の経験はとても重宝されるため、転職の際にも大きな武器になるため、将来のための良い経験ともなります。